店頭で見ると違っていた。
私たちが携わる仕事のひとつにVPツールの制作というものが多い。
ひと口にVPツールといっても様々だが、どの場合も共通している事は、実際の店頭の状態をきちんと把握できているかどうかといった所が重要である。常日頃から店舗を見て回ったり、周辺にどういうものがあるのか、光はどういう状態なのかなど、考えておくべき事は沢山ある。特に画面上で作業をするデザイナーの場合、ともすると周囲の事が疎かになりがちで、当社ではまず"いつも気をつけて現場を見る事。"可能ならば一度ダミーを作って検証する時間をつくるか、立体的な3Dグラフィックに落とし込んで確認をしてから、納品する様にしている。看板や店舗のディスプレイに関しても同様である。自分が作ったものが実際に店頭に並んだ時にイメージが違っていたという事が無いように少し遠回りしてでも、この作業を積み上げる事こそ、プロの仕事だと考えています。
2009-02-26